腰痛の原因


腰痛の女性
あなたはどんな腰痛で困っていますか?

ギックリ腰が原因で腰痛になった方、ディスクワークが多くて腰痛の方、ヘルニアと診断されて腰痛で困っている方、様々な腰痛のケースがあるでしょう。

ケースによっては画像検査や血液検査が必要な場合があります。悪性腫瘍、脊椎感染症、馬尾症候群、脊椎圧迫骨折、硬直性脊椎炎など重篤な病気が腰痛の原因の場合もあります。その割合は全体の1~5%でレッドフラッグと呼びます。

必要以上に恐れるのはよくありませんが、万が一の可能性が無い事を確認する為にも、病院で検査をおススメします。

そして、残りの95%~99%は(自己限定性疾患)グリーンライトと呼ばれる腰痛です。

そのグリーンライトにジャンル分けされた腰痛のうち、原因をハッキリと特定できない腰痛を【非特異性腰痛】と言い、全腰痛の80%~90%の割合を占めます。

そしてこの腰痛は6週間以内に90%が自然治癒します。(Frymoyer JW, N engl J Med, 1988)それは信頼できる根拠を伴った論文の内容です。つまり、大概の腰痛は6週間以内に自然治癒します。慢性腰痛で悩んでいる人には、信じられない話かもしれませんが、とても大切な事なので、是非、頭の中に入れておいてください。

もう一度いいます。

大概の腰痛は6週間以内に自然治癒するのです。

治るはずの腰痛が治らなくなる原因

では何故、中々治らないのか?腰痛が慢性化するのか?疑問が出るでしょう。ここからする説明は、人によっては始めて聞く人もいるでしょう。アナタの先入観を脇に置いて、心を柔軟にして聞いて下さい。6週間以内に自然治癒するはずの腰痛が治らない原因、それは【更新されない古い知識】と【ストレス】にあります。

原因1 更新されない古い知識

腰痛になる原因は何だと思いますか?と問われると、腰にかかる負担、老化現象、歪みなどの骨格の異常、筋肉の柔軟性低下など、と答える人が多いと思います。それは、腰痛の兆候を感じた時の背景が大きいでしょう。

交通事故、スポーツ時の怪我、重い物を持ち上げた、ディスクワーク多い、職業病などの話をよく聞きます。そのような背景があれば、腰痛は身体的疾患の1つと思うのは自然な流れでしょう。そして、患者さまだけに限らず数多くの専門家までもが、身体的疾患が原因で腰痛になると信じてきました。

これは、余りにも自然で説得力があるので、本来ならキチンと治るはず腰痛が5年10年と長引いても理論に対する疑いが出ませんでした。身体的疾患を腰痛の原因とする話が、根強く残り続ける要因の1つでしょう。

ですが現在では、数多くの研究者のお陰で新しい説が有力になりつつあります。慢性化した腰痛は身体的疾患ではなく【心の緊張からくる疾患】という説です。それが【腰痛の原因は脳】という話。つまり、過去の常識に囚われて治るはずの痛みが慢性化している可能性が大いにあるのです。

古い常識を覆す研究報告

姿勢と椎間板内圧の関係
例えば、このグラフ。姿勢と椎間板内圧の関係を示したグラフです。とても有名なグラフです。体重70kgの方の第3腰椎の内圧を計測しています。立った状態を100として他の姿勢の値も出ています。

確かに姿勢によって椎間板の内圧があがるのは事実です。ですが、それと腰痛は関係ないことがその後の研究で知られています。それはこの論文を作成したNachemson氏も腰痛の原因ではないと公表しています。※椎間板の変性と腰痛に関係なし。(Savage RA. et al, Eur Spine J, 1997)

ですが、このグラフが独り歩きし腰に与える負担そして腰痛の原因として未だに利用されている。とても残念なことです。

その他の研究報告

 

腰椎の前弯
腰部前弯の強弱と腰痛との間に関連なし
(Hansson T.et al, Spine, 1985)

骨盤の歪み
骨盤の非対称性と腰痛との間に関連なし
(Levangle PK, Spine, 1999)
根拠情報のまとめページはこちら

医師なら誰もが知る話

腰痛とヘルニア
腰痛の原因とされてきた【ヘルニア】 ヘルニアとは椎間板が変性した結果の1つです。実は腰痛がない健常者でも【ヘルニア】が見つかります。その割合は、椎間板ヘルニアは76%、椎間板変性は85%。

つまり、年齢を重ねたら肌にシミやシワが増えるのと同じで、多少の骨の変形が誰もがあって当たり前。大騒ぎする程のことではありません。そして、椎間板の変性は遺伝子の影響によって決まります。決して姿勢や歪みではありません。この話はノーベル賞にも匹敵する「ボルボ賞」を受賞した有名な話です。 (Boos N. et al, spine, 1995) そもそもヘルニアは、ほっておいても自然治癒します。免疫が処理する説が最有力です。そして、これらの事は医師なら知っていて当たり前の話です。

ですが整体の業界に目を向けると歪みが取れたことでヘルニアが引っ込んだと説明する人を見かけます。そして、姿勢によってヘルニアになる恐れを説明する。その話は忘れましょう。ヘルニアの有無と腰痛は全く関係ありません。

原因2 慢性化の最大原因はストレス

本来はキチンと治るはずの腰痛です。回復の邪魔する最大の原因はストレスです。スレトスによって脳の働きが乱れた事がポイント。シンプルに表現すると、腰(身体)は問題が無いのに痛み(脳)というサインが出続けている状態。若しくは、痛み(脳)のサインが敏感に出やすくなった状態です。

腰痛が増え続ける現状から考えると、 腰(身体)に原因を探り続けるのは限界がきているのではないでしょうか?慢性化した腰痛は、身体的疾患ではなく【心の緊張が原因の疾患】という概念を知って下さい。専門用語では【緊張性筋炎症候群】と言います。気になる方は調べて見て下さい。きっと新しい発見があると思います。

まごころ整体の腰痛対処の方針

私はアナタの腰痛を一発で治すようなゴットハンドの持ち主ではありません。そもそもゴットハンドを強調するスタイルを好みません。それが施術への依存を生み、再発のリスクを高めると考えるからです。

まず、慢性化腰痛は脳に原因があると仮定して対応を進めます。原因を特定ではなく【仮定】です。原因を特定しアナタにお伝えするのは立派な診断行為にあたり違法です。 医師のみに許される行為です。そして、勿論のことですが病院で検査して、重篤な疾患が無いことを確認するのが前提です。検査も私には出来ない事です。事情を知らない方には、物足りないと思うかもしれません。しかし、とても大切なことです。

そして治癒率を高めるために下記の4つの要件を高レベルで揃えます。

1.最新最善のエビデンス
2.患者さまの価値観
3.患者さまの状況
4.施術

つまり【施術】は治癒率を高める為の1要件に過ぎません。他の【最新最善のエビデンス】【患者さまの価値観】【患者さまの状況】はカウセリングで対応します。

その3つの要件を腰痛から回復する為の最善の状態へと整えると施術なしでも良くなる事が多々あります。そして再発率まで格段に下がるオマケまで付きます。これがゴットハンドを強調しない理由です。

とは言え、折角お金と時間を使ってご来院下さるのですから、【施術】にビックリするようなエッセンスをご用意しました。

【緊張性筋炎症候群】を知る私には当たり前のことでも、知らない人には魔法的な変化に感じるでしょう。施術後の変化に皆さん不思議だ~不思議だ~と言います。ご来店時の楽しみにして下さいね。

おススメの腰痛関連図書

ホームページでどんなに唱えたところで、その腰痛情報が正しいのかどうかは分かりません。勿論、このページにも当てはまります。情報の真偽を問われる。人によっては嘘八百と思う人もいるでしょう。

この問題は、それぞれの方が持つ価値観の影響もあります。培った価値観によって私の伝えた情報を、鼻から笑い、無視する人もいるでしょうし、反論する人もいるでしょう。

私は反論されて論破する程の根性はありません。仮に論破出来たとして、相手の心情次第で結果は違うでしょう。私も含めて、人は己の信じる色眼鏡を通してものを見ているのです。大事なのは、自分で納得してその情報を受け入れることです。

そこで、まずは腰痛と脳に関わるおススメの図書を紹介します。

内容は当然、医学的根拠に基づいて紹介されています。三た論法に基づく話ではありません。三た論法とは【使った】【治った】だから【効いた】とする論法。この論法、うっかりするともっともらしく聞こえます。ですが口コミや体験談と一緒で、治る根拠としては信用に乏しい情報です。人の体をケアするなら医学という学問に沿って比較批評した内容が根拠である事が大切と考えます。

当然ながら、おススメの図書は信頼できる根拠を元に作成されています。ご来店する前に一読して頂けますと、ご理解が深まり治癒率が高まる方へ作用すると思います。ご来店が出来ない人は【読書療法】だと思ってご覧ください。あちこちの整体院を探すより余程良いと思います。

そのおススメの図書がコチラです。
腰痛DVDブック
【脳で治す腰痛DVDブック】
NHKで放送され反響が大きかった内容を、分かり易くまとめています。付属のDVDと併せてご利用下さればより理解が深まるはずです。簡単なストレッチの方法もあるので参考になるでしょう。

腰痛の治し方を詳しく知りたい方へ

興味がある方(整体の同業者の皆さまも含みます)で詳しく治し方を知りたい方のであれば、こちらもおススメします。

専門用語が並び、且つ翻訳された内容なので、若干読み辛くハードルが高めと感じました。しかし、医療関係者の方で基礎知識が備わっているのであれば、非常に内容が濃く、その後の腰痛ケアに生かせると思う内容です。特に腰痛の治癒率を高めたいと真剣に考える方におススメします。

おススメの図書はコチラです。
ヒーリングバックペイン
【サーノ博士のヒーリング・バックペイン 腰痛・肩こりの原因と治療】

腰痛の原因について まごころ整体の所見

整体の手技そのものは、腰痛改善に効果を期待されていることに間違いありません。腰痛ガイドラインでも一定の評価を受けています。そして、腰痛はほっておいても6週間以内に90%の方が回復するという信頼に値する論文があります。 適切な対処をすれば風邪と一緒で治癒率が高いはずです。

しかし、腰痛も含めた筋骨格系疾患は減りません。むしろ増えています。 循環器系疾患、呼吸器系疾患など他の症状は少しずつ減っているのに。しかも、接骨院や整体のお店は、年々増えて 今や大手コンビニ3社の総数より多いと聞いています。これだけ関係者が増えても、腰痛が減らないのです。

どうしてでしょうか?その答えが脳にヒントがあると思うのです。

そもそも私は、治癒率を高める為には、手技の追求だけでは頭打ちになると思っています。つまり、どんなに手技を磨き上げてプラス効果を生んでも、他の対応の不味さで効果をぶち壊す可能性があると言うことです。

・磨き上げた手技、ゴットハンド(プラス要素)
・ゴットハンドへの信頼感(プラス要素)
・ゴットハンドへの依存心増加(マイナス要素)
・腰痛を恐れさせる説明(マイナス要素、最大)

この様に、プラス要素とマイナス要素があって、更に患者さまの【価値観】と【状況】が加わって治癒の結果が出ます。そして、回復を妨げるマイナス要素の影響が大きいと治癒率は下がると考えます。

善意の医原病

私は腰痛の勉強を続けるうちに【医原病】という言葉に出会いました。現在、腰痛のケアをする関係者は随分と増えました。そして皆が善意で頑張っています。でも残念な事に腰痛は増え続け減りません。もしかしたら腰痛は私達関係者が作った【医原病】かも知れません。

そして今。

私は、その異常な流れを変えたいと願う1人です。だから、反論が予想されても勇気をもって記事で紹介します。腰痛の原因を脳とする説は、今までの常識とかけ離れたバカげた話に思う人もいるでしょう。天文学で言うところの天動説から地動説に変わる位の違いです。到底、受け入れられないという人もいると思います。整体業に限らず医師でも受け入れられない人がいると聞きます。

当然です。

整体屋も医者も身体的疾患を扱うことを得意としました。そして、皆がその道を極めるべく努力してきました。今更、腰痛が心因性の疾患(脳)なんて微塵も思わないでしょう。そもそも扱うジャンルが違います。扱いに慣れなくて当然ですし、心が与える体への影響について理解の温度差も生まれるでしょう。それに、腰が痛いと言って心理カウンセラーを尋ねる患者さまもいないでしょう。

慢性腰痛とは、ちょうど医療の仕組みの谷間にあるような症状だとおススメの図書には書いてありました。確かにそうだと思います。だから、腰痛も含めて健康に関わる仕事をする人々に、この話を広く伝えたいと思いました。

腰痛知らずのハッザ族

ハッザ族
アフリカの国、タンザニアに住むハッザ族は腰痛がないそうです。ハッザ族は21世紀の現代においても狩猟採取を続ける民族。毎日15キロ以上歩くと聞いています。

そのハッザ族をNHKが取材し質問したところ、腰痛が治らない話を理解して貰えませんでした。つまり彼らには腰痛が治らないという【慢性化の概念】が無いのです。はっきり言うと、腰痛の事をよく知らない方が腰痛知らずなんです(笑)。

私たちが知っていると思う腰痛とは何でしょうね?

遠慮なくお電話を下さい

私が理想とするゴールは【腰痛】を忘れて頂く事にあります。いつもでも痛みを考える生活はもう卒業しましょう。原因がハッキリすれば治る事が出来るはずです。そう思わせる勇気を授けるのが私の一番の仕事だと思ってます!病は気からって本当ですよ。いつでもお電話下さいね!

お電話お待ちしております。最後まで、ご覧頂きまして、ありがとうございました!

 

まごころ整体院 市ヶ谷防衛省前店

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